オールドバカラ・柿右衛門・今右衛門の専門店|京都美商ギャラリー 京都美商ギャラリーは、1961年に京都下鴨で創立した西洋アンティーク・肥前磁器の専門店です。長年蒐集をしてきた経験をもとに、オールドバカラやオールドフランス、古伊万里や柿右衛門などを取り扱っております。量産品ばかりの近年では見られなくなった職人技、手作りの温かみの魅力をより多くの方に身近に感じて頂きたいと考えています。

2019年☆夏☆買付旅行記-⑦ 西フリージアン博物館

ホールンという街 その2

スタッフ買付旅行記-番外編

 

今回の旅で、どうしてオランダまで足を運んだかというと、この「西フリージアン博物館」に行きたかったからなんです!

 

午前中にHoornの街を散策し、本命の「西フリージアン博物館」に向かいます!
     
   
今回ご紹介する「西フリージアン博物館」の建物は、当時(17世紀~18世紀)オランダ東インド会社の支社として使用していた建物で、現在では当時の様子がわかるように博物館となっていて、日本から磁器を運んでヨーロッパに紹介た時代のことを見ることができるわけです(‘◇’)ゞ

当時描かれた絵
現在の様子

 

オランダ東インド会社は大航海時代に、世界の貿易を担っていて、侵略の事実を語りだすと、なんとも言えませんが、だからこそ栄えた時代を感じることができます。

西フリージアン美術館
西フリージアン美術館 Westfries museum

 

侵略の黒歴史以外に、あまり語られることのないことで言えば…

博物館の入口で迎えてくれるドードー。


どうして、鳥が入口に?と調べるとですね…
「ドードー」とは、人間が発見してから僅か100年弱で絶滅に追いやった動物なんですって。
      

和名では「愚鳩」とついていて、その名の通り、「鳩」に属するそうですが…
             
ドードーはアフリカの「モーリシャス島」に生息し、この島には鳥を食べるような動物(哺乳類)がいなかったため、天敵がいないので逃げる必要がない、しかも食べ物は沢山ある。
逃げる必要のないドードーの体は大きくなり、機能はどんどん退化し、飛ぶことができなくなりました。
足も遅かったようですが、それはその場に適した体になったってことですよね!

 

しかし、ここに乗り込んできたのが、人間です!
大航海時代のポルトガル人やオランダ人。
この島を経由地にしたものの、ここには、哺乳類がいないので、標的になるのはドードー。
足も遅く、飛ぶこともできないので、捕まえ放題…

 

一日に200羽ほど捕まえて船にも連れ込んでいきます。
報われないドードー、食べられても、そのお肉は大変固く、ドードーのお肉が続くと船員はブチ切れたとか…
なんて勝手な…
      
しかも、安全だったはずの島に人間は牛や豚を持ち込み、その島の生態系はバランスを崩したことでしょう…

 

そして、あっという間に絶滅したようです。
これを聞くと「愚鳩」と名付けるなんて、、、、とちょっと憤りを感じていまいました。

     
入口のドードーからそんな歴史まで知れてしまうこの博物館は、学びが多そうです!

 

って、ドードーで語りすぎてしまいましたね(笑)

 

ドードーの紹介に枠を使いすぎてしまったので、これ以降は画像中心として、あまり語らずというページにしてみましょうか(笑)
 

当時のグラス、細工が細かい。

1609年にはオランダ商館長が家康にガラスの器を送っているようですし、「ガラス」はオランダ語の「Glas(グラス)」を語源としてます。
  

 

会議室
様々な動物の研究をしていたのでしょう。

 

 

 

貿易の主力となるスパイス。

そもそも、どうして香辛料がそんなに貿易の主力となったのかですが、当時は冷蔵庫も保存料もある時代ではありません。しかし狩りができない冬は毎年やってきます。
そのため、香辛料は塩漬けにされ、香辛料でにおいを消したり、保存のために、急速に需要が増えたと言われています。

時に香辛料は貨幣の代わりともされ、特に上流階級ではふんだんに香辛料が使用され、貿易商人にとっては利益が大きかったのです。

今では気軽に様々な国の香辛料がスーパーで手に入るなんてことを当時の人々が知ったら、驚くでしょうね(笑)

 

 

 

日本や中国から運ばれたと思われる焼き物が展示されています。

日本 輸入 アムステル… 商標 SOY JAPANの文字が読めます   コンプラ瓶

 

長崎の商人は「金富良(コンプラ)社」という組合を作り、VOCを介して醤油や日本酒を瓶に入れて輸出していまいた。

 

こんな船が400年以上前に日本まで来てたんですね… 
当時は、行って帰るのに約1年、嵐や海賊、沈没、壊血病と命がけの航海でした。

 

今回の旅の帰国後、日本の長崎「出島資料館」にも訪れ、出島の暮らしなどを書いた記事もあるので、そちらもご覧くださいませ!

 

まだまだ伝えたいことはありますが、今回はここらへんで…
でも、次のページに、伊万里焼とかとまっったく関係ないですが、大野的にとても印象に残ったものを紹介します!!

 

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京都美商ギャラリーは、1961年に京都下鴨で創立した西洋アンティーク・肥前磁器の専門店です。長年蒐集をしてきた経験をもとに、オールドバカラやオールドフランス、古伊万里や柿右衛門などを取り扱っております。量産品ばかりの近年では見られなくなった職人技、手作りの温かみの魅力をより多くの方に身近に感じて頂きたいと考えています。

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